諸行無常
「猫のお寺の知恩さん」という漫画を読んでいて、『諸行無常』という言葉が目にとまり、
調べてみました。
「諸行無常とは、この世の中にある全ての事象は、移り変わり行くものであり、
同じ状態のまま留まるものはないという意味です。
仏教には、刹那という考え方があり、一瞬の間にもものごとが変化していきます。
人生は儚く、諸行、つまり一切の作られたものは変わってしまうことを表す言葉です。」
無常が無情と音読みが同じで、自分の中ではネガティブな印象でしたが、
調べてみたらそうではなく、ニュートラルな言葉なんですね。
先日、東京や、3才くらいまで生まれ育った実家へ行って、
どこも大きく変わっていることを実感して、諸行無常を感じました。
あわせて、人の心も同じく諸行無常で、
その時どんなに強くこの氣持ちは変わらないと思っても、
変わるときは一瞬で変わってしまう。
そんなことも感じました。
だからこそ
氣持ちが通じた時、そのあり得なさ、有り難さに感激するし感謝する。
儚く、変わってしまうものだからこそ幸せを感じる。
そんな氣がしました。
すべてのことは当たり前ではなく、あり得ないくらい有難いこと。
普段日常生活していたらなかなかそのことに氣付きませんが、
その感覚を大切にしたいです。
ここまで読んでいただきありがとうございます。