ものすごく痛いけどものすごく大きな気づき

久しぶりの更新。
少しずつ楽になってきていたけど、先日心を大きく揺り動かされる気づきがあった。

今年47歳。いやあ、この歳になって初めて気づかされました。
気づいてみると今までのいろんな出来事が腑に落ちて、
なんでもっと早く気付かなかったんだー！と思ったけど、
後になってみると、あの時がちょうど良いタイミングだったんだと思うんだろうな。

後で見たら違ってたと思うかもしれないけど、今の心境を綴ってみよう。
でも書こうと思いながら、ココロがザワザワしている。

きっかけは、冬の間毎月ウチに泊まってもらってた、
全国を周っている路上詩人のなべちゃんからの言葉でした。

「今津さん時々口調がすごく攻撃的になることがありますよ。
僕にだったから良かったものの、仲の良い人に出たら
温かい人間関係を壊してしまいますよ。
奥さんにもあったんじゃないですか？」

「今津さん前にきた時よりも話に脈絡がなくて、ポンポン話が飛んでますよ」

そう指摘されて初めて、いろんなことに思い当たった。

うまくいかなかった大きな原因は、

父親から受けたトラウマをこの年になるまで解消できていなかかった、
それどころか気付いてさえいなかったからでした。

今はそう思っている。うわぁ、めっちゃザワザワしてる。
それだけ今までココロに蓋をして奥へ奥へしまいこんで、気付かないようにしてたんだな。
そのくせ潜在意識は気づいて欲しくて、パートナーにキレたり、運転中スピードを出したりして爆発して、コミュニケーションやいろんなことがうまくいかないようにさせてた。

出来るだけ感情は入れず、事実だけを書くようにしよう。

父親は、かなりのワンマンタイプで、自分の考えが絶対正しいという人。
分からせたいという一心で、かなり攻撃的な口調になったり、暴力をふるったりしていた。

対外的にはすごく良い人で、サービス心旺盛で熱血漢なので他人からは好かれている。

反面身内には時に厳しく、特に酒が入ると自論をゴリ押しして手が付けられない時がある。
結果的に家族親戚は怖くて距離を置いている。

中学の途中で母親が父親からの度重なる暴力で怪我を負って出て行ってしまい、
四人兄妹が半分に分かれて、父方母方真っ二つに別れて暮らす。

自分は父親と暮らし、高校へ進学した頃から度重なる口論、最終的には大学の時に家出してひとり暮らしを始める。

父親に逆らわなければ全てはうまくいく、と思ったのかいつの頃からか自分の感情を押し殺して、
辛い気持ち、泣きたい気持ちを感じないようにしていたような気がする。

無口で引っ込み思案、何を考えているか分からない。無気力無関心。
勉強やスポーツに打ち込んだこともない。
たまに何かをやりだすが続かない。

結婚して幸せを実感し、大いに癒されて自信がついたが、トラウマは解消してなかったから、

物事がうまくいかなかくなった時、

いや運転中とか普段の時でもパートナーを攻撃的な口調で傷つけていた。

今にして思うと分かるけど、当時は無自覚もしくは気づいても謝らない。
そりゃ信頼関係も無くすわな。

気がつけば、絶対にああはなりたくないと反面教師にするはずの父親と全く同じことをしてました。
内弁慶。
無自覚だったことが本当にタチが悪い。
その分気がついた時は愕然とした。

こういうことを「カルマ」と言うそうです。

「加害者は元被害者」

自分がそうだったように、父親も恐らく最初は被害者。
程度の差こそあれ、父方、母方両方から受け継がれていくらしい。

んがしか〜〜〜し！！

受け継がれていくのはそういう悪い側面ばかりじゃないんです！！

産み育ててくれたのも親だし、楽しい思い出を作ってくれたのも親だし、
自分の性格の良いところも親から受け継いでるんです！！

光と影の両面があるんです！

ただ影の方の心の傷が大きくて、光が影に覆い被されて見えなくなっているだけなんです！

今は女性の方が活発だけど、その心の傷を癒して本来の光、愛の姿を取り戻す方法は巷に沢山あるんです！

それに気がついて影となっている心の傷を癒せば、次の代へは受け継がせないで済む。
それどころか、自分が癒された時、親や周りの人も変わるんです。

この歳でようやくそれに気がつきました。

気づいたからには出来ることからコツコツと心の傷を癒していきます。

そして、目の前のことに気持ちを入れていこう。

ここまで読んでくださりありがとうございます。

男性はこういうことを内に秘めて、モチベーションにしている人が多く、
特にビジネスで成功している人に多いようで、
こんなことを発信するもんじゃないという助言もいただきますが、

「自己開示力 ＝ 自然治癒力」

「自分をオープンにしている限り人は死なない」

自分にはこちらの方がしっくりくるので、男ですがあえてこっちで気の向くままいきます。